蜂の巣の駆除、ミツバチの場合

蜂と言えば危険というイメージがつきまといますが、例外なのがミツバチです。ミツバチには益虫としての側面もあり、自然界のバランスを担っている役割もあるため、むやみに駆除することが得策とは言えない場合もあります。ただし蜂の1種ではあるので、人を刺す針もあり、時には被害が出るのも事実です。今回はミツバチの特徴やその被害、駆除するべきかどうかについてまとめてみました。

ミツバチの特徴

ミツバチは他の蜂と比べて体が小さく、性格も基本的に温厚なのが特徴です。花の蜜を集めることから、ハナバチとも呼ばれることがあります。ミツバチの種類にはニホンミツバチとセイヨウミツバチがあり、ニホンミツバチの方が黒目で小型、セイヨウミツバチの方が黄色っぽくて少し大きめです。ミツバチは花の蜜を集める際に、同時に受粉も媒介するため、ミツバチは自然界にとって必要な益虫としても知られています。近年は、ミツバチの減少に伴い、植物の生態系に影響が出てくることが懸念されています。私たちの身近な食用の植物についても、将来的に影響が出ることのではないかと危惧されています。

ミツバチによる被害について

ミツバチは基本的に温厚で、益虫でもあるため、被害が起きることは少ないから、なるべく駆除をしない方が良いと言う人もいます。たしかにミツバチは温厚な蜂ではあり、春先などでは巣に手を近づけても刺さないという話もあります。しかし温厚なミツバチでも、危険が迫ったときには刺しますし、一度刺すと、それに続けて他のミツバチが次々と襲いかかることもあるので、決して被害が起きない蜂というわけではありません。ミツバチの毒はそれほど強くはありませんが、大量のミツバチに刺されたときにはアナフィラキシーショックによって重症、場合によっては命を落とすことさえあります。ミツバチの巣の中には、数万匹を超えるような数がいる場合もあり、そのような数に一斉に襲われてしまえば無事に済むわけはありません。実際、大量のミツバチに全身を刺されて亡くなってしまったという被害の事例も過去にはあります。

ミツバチの蜂の巣を駆除するかどうかについて

ミツバチは益虫としての側面もあるので、駆除するかどうかは見極めてから対応するのが良いでしょう。駆除しないで良い例としては、春先に見られる分蜂の群れです。これは春になると見られるもので、元の1つの群れから分かれた群れで、新しい群れを探すために一時的に集まっている状態です。この分蜂群の場合、しばらく経てば巣を見つけてどこかに移動するので、可能であればなるべく駆除をせず、そっとしておきましょう。駆除した方が良い場合は、自宅周辺や自宅の軒下や床下に巣ができた場合です。この場合、あやまってミツバチを刺激してしまい襲われる可能性や、ミツバチの排泄物や蜜で家が汚れてしまう可能性があるので、日頃の生活に支障が出そうな場合は、駆除を考えた方が良いでしょう。ただしミツバチの場合、養蜂のために欲しがっている方もいるので、駆除ではなく、養蜂家に改宗してもらうという選択も摂れます。もし駆除する場合でも、決して自分でどうにかしようと思うのではなく、自治体に相談窓口があればまずはそちらに相談をする。もしくは専門業者に駆除を依頼するなど、焦って対応せず、専門家に任せるのがよいでしょう。

まとめ

益虫として自然界で大切な役割を担っているミツバチは、なるべくであれば駆除してしまうのではなく、残していきたいところですね。しかし人間の生活圏に入ってきた場合は、トラブルになるような事態をさけるため、駆除しなければならないときもあります。駆除を決めるときには、安易に自分たちだけで判断せず、専門家の判断を仰ぐことで、なるべく安全に普段の生活を取り戻せるようにしましょう。