巣を駆除したあとに残った蜂の正体や対処法

身近にできて困るもののひとつである蜂の巣ですが、業者に頼んで駆除してもらったのに蜂が残っていて困ってしまうということがあるかと思います。苦労して自力で駆除をしたのにと頭を抱えてしまうこともあるでしょう。これらの残った蜂には、状況に合わせた対処が必要です。

残った蜂は戻りバチ

蜂の巣を駆除した後に残っているように見える蜂は、戻りバチといわれています。蜂には帰巣本能が備わっているため、たとえ巣がなくなってもあった場所に戻ってくる習性があります。つまり残っている蜂というのは蜂の巣を駆除する際に驚いて逃げてしまっていたり、餌を探しに行っていたりして巣の中にいなかった蜂であり、一度離れた場所から巣があった場所に戻ってきているのです。巣を破壊された蜂たちは以前にもまして凶暴になっていることが多く、より注意が必要です。場合によっては再び巣を作り直されてしまい、再び駆除をすることになるなどいたちごっことなってしまう可能性もあるでしょう。

戻りバチの行動は女王蜂の生死によって異なる

戻りバチは女王蜂が生きているかによってその後の行動が変わっていきます。もし巣の駆除をした際に女王蜂が死滅していたのであれば、再び巣を作られてしまう可能性はほぼありません。と、いうのも働き蜂というのは幼虫が出す液体から栄養を摂取しているため、巣がなくなって女王蜂がいなくなると生きていくことができません。ミツバチの場合は花の蜜などが主食のため生き残りそうに思えますが、集団行動をする性質があるため親玉である女王蜂を失ってしまうと統率が取れなくなり、生き残ることは難しいでしょう。もし女王蜂が生きていれば、女王蜂が主体となって巣作りを始めてしまいます。戻りバチを見かけたら早急に業者に依頼し、駆除してもらうようにしましょう。

戻りバチを防止するには

巣の駆除後に蜂が残ってしまうのを防止するためには、蜂を夜間に駆除するのがおすすめです。蜂というのは夜間は巣に籠もっていることが多いため、このタイミングで的確に駆除することができれば戻りバチが発生する可能性をぐっと下げることができます。巣の駆除後のケアも大切で、駆除してから1週間から2週間は巣があった周辺に殺虫剤を散布したり、専用の粘着シートなどを使って残った蜂の駆除をしましょう。しかしあまりにも残っている蜂が多い場合には業者に依頼するのが懸命です。特にキイロスズメバチは引越しをする種類なため、もし駆除した巣が引っ越し途中のものだった場合には元の巣から多くのキイロスズメバチが襲来する可能性もあり危険です。

まとめ

蜂の巣を駆除したあとに残った蜂、つまり戻り蜂は適切な対処をすれば発生自体を予防をしたり対策を練ることができます。業者に依頼する場合には戻りバチへの対処について事前にきいておくとよいでしょう。自分で行う場合にはしっかりと知識を身に着けてから行い、的確な対処をして再び巣を作られないようにしたいものですね。